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『とにかく、一度やってみて判断してほしい』
造園土木施工管理業務 有限会社赤木庭園 中井 伸哉さん
とにかく、一度やってみて判断してほしい。
こういう仕事、好きかどうかなんてやってみないとわからないじゃないですか
やりたいことが特にないんだったら、来て、やって、
合う合わないはその時判断したらいいんじゃないかなと。
思い切ってやったことがないことにチャレンジしてほしいと思います。 -
『苔玉たちが輝く場所で涙が出るような空間を作ってみたい』
苔玉・寄せ植え作家 Herb&Flower Hoa Mai〈ホアマイ〉 井上浩恵さん
植物によって苔玉の設えも変えていくべきだなって思いました。
それまでは土があっての苔玉という意識だったんですが、
土がなくても苔だけで十分に育っていくという意識改革でしょうか。
時間が経ったら苔が土化していく、土に変わっていくんですね。 -
『自分も感動できるような美しいと思えるものを作りたい』
庭師 姫野ばら園八ヶ岳農場、八ヶ岳カントリーガーデン 黒田 良行さん
風景として美しくないといけないと思うんですね。いくらエクステリアだけすばらしくても、
そこの植栽がそれと調和してなかったら、やっぱり駄目じゃないですか。
自分も感動できるような美しいと思えるものを作れたらいいなと思うんですね。 -
『荒れていた空き地に花壇を作ったらゴミを捨てられなくなりました』
さくら台景観緑化クラブ 代表 奥川きみ子さん
荒れていた空き地に花壇を作ったら、地域の方がワンちゃんの散歩とか
ご自分の運動のために必ずここをお散歩コースに入れてくださるんですね。
それで家が売れるとそこに灯りがついて、ごみを捨てられなくなりました。 -
『“森のめぐみ”というものを発信する場所に』
有限会社大東荘 代表取締役 大東 雄彦さん
いろんな意味で“森のめぐみ”というものを発信する場所にしたい。
庭時間のなかで草花を眺めるだけでなく、ふれて体験して、その時間
を楽しむことをふくめた場づくり、ここをそんな“森のめぐみ”が体験
できるショールームとして新しいライフスタイルを提案していけたら
なと考えています。 -
『まだまだやれることいっぱいあります。まだまだ』
花き卸売業者 株式会社JF兵庫県生花 取締役 松尾 秀昭さん / 営業課長 島 竜介さん
セリが行われる水曜日に神戸中央卸売市場を訪問。
そこで働く松尾さんと島さんは花きを扱う卸売業者として生産者と買い手とをつないでいる。
「生産者さんが商品を作られて値段がない状態で委託という形で品物が到着し、
お客様に値段をつけていただいて初めて商品として成り立つ」と島さん。
セリ会場ではセリの進行役もこなす。
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『演出家みたいなもん。植物が一番きれいな状態をつくる』
ララファーム 代表 中尾 吉治さん
独自の世界観について中尾さんはこう語る。
中尾さんの立体花壇は、躯体に市販のケースなどを使って好きな形、サイズにアレンジができる。
ペンキやタイルも使える。植栽も好きなものを好きなだけ、野菜も可。
出し入れや配置も自由。成長を見守り、収穫する楽しみもある。
「思わぬ植栽の夢がある。バラの横にじゃがいもがなっててもいい」
そして、「植栽を取っても躯体の美しいものを作りたいと思ってるわけ」と中尾さん。このこだわりは譲れない。